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日記集 "瞼の裏をおよぐ"

¥1,000 税込

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「なや」を始めてからの記録。
日記のようなメモ帳のような、あやふやな形をした1冊です。

毎日のこと、お店のこと、もぞもぞとした考え事、明日には忘れてしまうような気持ち。
誰かに伝えるまでもないけれど、日々の中でそっと置いてきた言葉たちをZINEにしました。

手作り製本のため、多少の荒っぽさもまるごと楽しんでいただければ幸いです。

全47ページ/紙、布/はがきサイズ
*表紙と中に綴じられている布はお選びいただけません。

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2022 | 秋
最後まで居てくれたら自分でお買い上げしようと思っていたサボテンちゃんが小さくなっていて、根元をよーく見たら黒くなってて根腐れしてた。はあ申し訳ない。悲しい。9月のはじまり。
調べてみたら根腐れした部分だけカットして再生させることもできるようなのでやってみる。
サボテンって想像してた以上に水分を身体に溜めていてびっくり。(腐っていたせいもあるだろうけど)
あ〜あの日の水やりが余計だったんだな。少し傾いてる?と思った時にもっと気にかけたらよかった。植物も人間も一緒だねえ

2022 | 秋と冬の間
弱くてもなんとか生活を続けていくために紡いできた言葉たちを伝えたら、あなたは強いのねの一言で返されてしまいとても寂しい。強い、うん、たしかに今はそうかもしれないけれど。
わかってほしいという欲求の現れなんだろうな。だけどそこからはもう言葉なんて出せない。その一歩先まで伝えられたらいいのに、孤独だなと思う気持ちが色濃くなるだけ。なにより素直に受け取れない自分がいやになる。
ああ、でも、言葉に出さないことほど大切なことなのかもしれない。
すべてを見せる必要なんてない。大事にしよう誰よりも自分をまずは

2022 | 忘れたけれどいつも思っている
もう、本当にだめだ〜と思うときが多々ある。くたくたで、うまくいかなくて、手放してしまいたくなる。
自分の中に柔らかくて弱い部分があるからなやが生まれて、続けられているのだけど、その柔らかな部分を大切にしながら生活していくことはとても難しい。日々矛盾と付き合いながら生きている。
優しい大切な人たちやお客さんに救われる。向いていないな〜と思うのにやめられない。大切にしたいものをちゃんと大切にすること。そのやり方をいつも模索している。

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